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サンティアゴ 太陽が北を駆ける街

4/25 チリ時間
リアルタイム 4/27 チリ時間

南米一か国目、チリ共和国の首都サンティアゴにやって来ました。
空港に到着したのは午前9時。両替をすまし、早速市街へむかおうとしていると
「タクシィ↑??」
と懐かしいタクシー勧誘の声。アジアでさんざん聞いてきたが、遠く地球の裏側でも全く同じイントネーションで思わず笑いました。恐らく全世界タクシー協会みたいのがあり、そこで「アホんだらバックパッカーの引っかけ方」みたいなセミナーでもなされているのだろう。声かけのテンションはこんな感じですよ、みたいな。どことなくドライバーのおっちゃんの顔もみんな似ている気がする。ああでも日本のタクシー運転手は話しかけてこないので恐らく除名でもされたのだろう。
もともと泊まる宿を決めていたので、その近くまで行くバスに乗るつもりでした。オンライン情報によるとバスは片道1600チリペソ(約270円)ととても安いので、タクシーに乗る余地はなし。しかしタクシーのおっちゃんはしつこく迫ってくる。こちらも初めて現地人とまともにしゃべるので乗る気はないのだがついつい長話してしまいました。結局タクシーは断ったけれど、丁寧にバスの場所を案内してくれてとても親切なおっちゃんだった。

さて乗り込んだバスは空港を出発。さすがに南米の先進国チリ、ベトナムみたいに空港出た瞬間オートバイマリオカートが始まるわけでもなく、車線を守りながら淡々と目的地に向かう。ついたのは地下鉄Los Hermes駅。泊まろうとしていた宿はここから西に少しいったところにある。そこで「あー今昼前だから太陽が上ってる方が南だな。じゃあこっちが西か」と歩き出すも、手元の地図と見比べてなにかおかしい。そう、ここは南半球。太陽は北中するのだ。途中で気づいてよかった。そんなかんなで目的地のTales Hostelに到着。

アメリカ人スコットの経営するドミトリー型の安宿。日本人も多く利用するらしく、実際到着すると世界一周中だという日本人のおにいさんおねえさんに出会う(名前は聞けなかった)。しかしどうも彼らはその日の3時ごろにチェックアウトしイースター島へ出発してしまうらしい。結局その日の日本人宿泊者は自分一人であった。買い出しに行くというので、彼らについていくことに。そこでこのスーパーは安いとかこの店の料理は美味しいといった有益情報をゲット。おにいさんおねえさん、ありがとうございました。その後彼らに別れを告げて中心街(セントロ)へと徒歩で向かう。治安は結構心配でしたが、サンティアゴはよほど不注意をしていなければ問題なしといった感じ。もちろん気は抜かずに歩を進める。街並みはこんな感じ。

とっても都会。下手したら東京よりも都会じゃないか?平日の昼間なのに人の数もすごい。南北問題という言葉があるが、どうも南米の国には「遅れている」というイメージが付きまとってしまう。しかしそれは「北」の人間のイメージであり、サンティアゴのように少なくとも都市の外見的な「近代度」では決して「北」に劣ってはいない、という場合もある。こういうのはやはり現地に来てみないとわからないところだろう。さて、この近代的なオフィス街を抜けて、おにいさん達に紹介された中央市場で昼食をとることに。この市場にはたくさん食堂があるのだが、僕の姿を見ると一様に日本語で話しかけてくる。どこに行っても日本人はカモなのだ。しかし客引きたちは「ウニ!カイ!アナゴ!」等、どんな具材を使った料理だか日本語で教えてくれる。先人のカモさんたちのおかげで、どんな料理だか分かりやすかった。

Paila Marina(4980チリペソ=約800円)。ボリューム満点の魚介スープで、特に有象無象の貝が無限に入っている。スープは出汁が濃厚でとっても美味なのだが、貝の身自体はあまりにも多く食べきれないほどの量でした。

明日は世界一汚い世界遺産バルパライソに向かいます。