サンペドロ 月の谷と壮大な砂漠

リアルタイム 5/3 ボリビア
現在富士山並みの標高にいます。酸素と共にユーモアも不足しているようで、書いてみたらつまらない文章になってしまいました。ただ結構綺麗な写真がとれたので、写真だけでもご覧ください。

4/28
サンペドロ・デ・アタカマのバスターミナルに到着。カラマまでのフライトが遅れたせいもあり、日はすっかり暮れてしまい心もとない。ひとまず、ホステルワールドで予約しておいた宿に向かう。バスターミナルから徒歩3分ほどの位置だったのは幸いである。宿の写真は撮り忘れてしまったが、詳細はこんな感じ。料金は金曜以外の平日はドミトリー一泊6900チリペソ(約1100円)で、それ以外の曜日はもう少し高い。一応ホットシャワー付だがとてもぬるかった。さて、このサンペドロ・デ・アタカマ、チリ北部の砂漠のど真ん中にある町で、標高がなんと2400メートル。そのため、高山病にならないかビクビクしていた。 地球の歩き方大先生によると、低酸素な高地で高山病にならないためには、①過度な運動②食べ過ぎ③アルコールの摂取を控えるようにすべしとのこと。同じ宿の宿泊者のドイツ人に誘われて、その知り合いのブラジル人と夜ご飯を食べに行ったのだが、どうやら彼らはお酒を飲むようだ。もちろん自分は歩き方大先生の忠告どおり、お酒など断じて飲まない、そのつもりだったのだが当然の流れで酒を進められる。もちろん飲まない。ここは遠く南米の地、日本のように周りの空気に合わせるなんてことには断じて応じない。それに旅もまだまだ序盤、ここで高山病にかかるわけにはいかない。I am NOと言える日本人。オサケダメゼッタイ。断じて飲まん!

ブラジル人「酒飲むっしょ?」
自分「......はい」

....てな感じで注文してしまいました。「NO」と言えない日本人とは僕のことです。。はい。しかし結局お酒を飲んでもなんともなく、標高2000メートル代じゃあ高山病にかかる恐れはほとんどないようです。食事を終え、宿までの帰路でふと上を見上げるとそこには満天の星空が広がっていた。砂漠の町サンペドロの星空は世界一との評判もあるようだ。写真に写せないのが残念である。

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昨日、2泊目の延長を申し込んで承認されたはずだったのだが、宿主「すまんな、今日満員だから無理や」ということで、仕方なく近くの別の宿に移る。

ドミトリー一泊8,000チリペソで、十分熱いホットシャワーが使える。さらにコーヒー、紅茶が飲み放題で、結果的に宿を移れて正解だったかもしれない。その後サンペドロの町に出かける。町並みはこんな感じ。

とても小さな町なのだが旅行者が多く、昼はもちろん夜でもメインストリートに人通りは絶えない。観光客の目当てはひとつに郊外にある「月の谷」やラグーナ(干潟)への日帰りツアーであり、もうひとつはボリビアのウユニ塩湖へと向かうツアーである。自分も早速旅行会社でツアーを組むことにする。この街には数多の旅行会社があるのだが今回自分は二つの会社を使った。一つ目がacatama connectionで、ここでは翌日朝のラグーナツアー(25,000チリペソ、約4000円)と夕方の月の谷ツアー(10,000チリペソ、約1700円)に申し込む。二つ目が地球の歩き方にも乗っているpamela tours。ウユニ塩湖行きの2泊3日ツアー(90,000チリペソ、約15000円)を購入。ウユニツアーはカードで支払いができなかったので、ATMで現金を引き出そうと思ったのだがなぜかできない。visaとmaster cardの二枚持っていたのだがどちらもダメ。仕方なく手持ちの現金で支払うはめになる。とりあえず宿に戻り、テンションマックスの欧米人たちに日本語とHARAKIRIの極意を伝授して一日が終わった。

4/30
本日は午前にラグーナツアー、午後に月の谷ツアーに参加する予定。ラグーナツアーは7:30までに宿にピックアップが来ることになっいるので6:30に起きて準備万端で待っていたのだが、全く迎えが来ない。まあ日本みたいに1分遅延したらツイッターで袋叩きみたいな風土ではないのだから辛抱強く待っていたのだが、8:30になっても来ない。さすがに遅いと思い、申し込んだatacama conectionに乗り込むとどうやらドライバーが宿の場所がわからずそのまま行ってしまったらしい。日本ならあり得ない話だが、ラグーナにそこまで行きたかったわけではないし、お金もちゃんと戻ってきたのでいいかって感じ。しかもクレジットで支払ったのに現金で帰ってきた。ATMが使えず現金が不足ぎみだったのでこれは逆に助かった。午後の月の谷ツアーは旅行会社出発だったので問題なく参加できた。バスに乗り込みいざ月の谷へ。

こんな感じ。谷の隙間を進んでいく。

その後、別の場所に移動して砂丘を鑑賞。

まるで青と茶の二色の絵の具だけで彩った絵画のようだ。以前見たナミビア砂漠の写真にとても似ていて感動。最後は丘の上でサンセットを拝む。

さてさて明日はいよいよウユニツアーに出発です。