おばちゃんプロレス、通称「おばプロ」を見てきた

リアルタイム 5/16 ペルー
歩き疲れた。明日も山登り。

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iPhoneのことは忘れて、夜行バスでポトシからラパスへ移動。確かBs.40(約600円)。道が悪く、途中ひどい乗り物酔いにかかり、危うく地球の裏側で醜態を晒すところだった。朝目覚めるとちょうどお天道様もお目覚め。そのままiPodくるり「グッドモーニング」をかける。夜行バスに乗るといつも聞いてるなあ。

「夜行バスは新宿に着いたよ 予定より30分早く 冬の真夜中のようさ」って歌詞も、眠たげな歌声も、まどろんだサウンドも本当に早朝にぴったり。珈琲があればなお良いが。そんなかんやでボリビアの実質的首都ラパスに到着。憲法上の首都はスクレという街なのだが、政治経済の中心はこのラパスである。街は坂道が多く、標高もまだまだ3600メートル低度あるので移動が大変。ひとまず地球の歩き方にも載っているHostal Austriaに到着。確かドミ1泊Bs.40(約600円)。宿にいた日本人の方々と市場に昼食を食べに行き、その後はひとり別行動(はぶられた訳ではない)。ラパス名物ケーブルカーに乗って坂の上の街El Altoに向かう。

この街を訪れて理由は2つ。ひとつは盗難品が並ぶ通称「泥棒市」。もうひとつが、おばちゃんプロレス、通称「おばプロ」である(後述)。泥棒市では、盗まれたiPhoneがあるんじゃないか、とマック赤坂の当選と同程度の確率の希望にかけてみたが、もちろん見つからず。逆に人が多すぎて、また何か盗まれることの心配しかしてませんでした。泥棒市にすぐに飽きたので、丘の上からラパス市内を見下ろす。

時間が来たので、プロレス会場に乗り込む。おばプロは名前の通り、おばちゃんが参加するプロレス。しかもただのおばちゃんではなく、民族衣装を着た普通のおばちゃんっぽいのがプロレスをするのである。Bs.50(約750円)。

数試合行われるが、内容はワンパターンではっきり言って茶番。しかし、滑稽な感じは伝わるので一見の価値あり。ちなみに、おばちゃんだけでなく、男も参加する。外が暗くなって来たので途中で抜け出し、ラパスの夜景を拝む。