同じ名前の双子

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ツイッターで回ってきた『タッチ』に関する記事を読んで改めて思ったのであるが、大事なことをそのまま語らない「照れ」の感覚こそがあだち充作品の醍醐味である。「人の死の受容」という重厚なテーマを扱いながらクサさを徹底的に排除して『タッチ』をまとめ上げた手腕はもっと評価されて良い筈だ。声高に叫ぶ台詞や大袈裟な感動よりも、些細な仕草で表現する感情の機微を大事にしたい。

タッチといえば双子であるが、双子の子供に同じ名前を付けたらナイス狂気だよね。とか考えたりしたけども同一戸籍内に現在いる人と同じ名をつけることはできないようです。残念だ。しかし別の漢字であれば同音にすることはできる模様。そういえば「ビックダディ」の三つ子の名前の読みが全員「こころ」だった気がする。まあ、今思うとあの番組自体が狂気だったよね。