ホーチミン旅行②

12/25

メリークリスマス。こちらベトナムホーチミン。本日は宿でアレンジしたメコンデルタツアーに参加する。のですが、少々由々しき事態が。日本を発つ前から喉を痛めていたのですが、こちらに来て悪化しているのです。飛行機の乾燥や慣れない土地へのストレスもありますが、ホーチミンの空気の汚さが大きな要因を占めているように思えます。うがいをすると何とも下品な色の唾液が飛び出してくるのですが、喉以外の体調は問題ないため予定通りツアーに出かけます。

朝8時のピックアップ。ミニバスで目的地のミトーという街へとへと向かう。1時間半の移動時間中、M-1グランプリ決勝のぺこぱのネタを思い出しては脳内で延々と爆笑していた。せっかく異国の地に赴いたのにお笑いなんかのことを考えているのもどうなのかとは思うが、だからといって他に何をするのだという感じなので仕方ない。他のバックパッカーたちは一体何を考えているのか不思議である。

ミトーに到着。さっそくメコン川クルーズが始まるのかと思いきや、謎のお土産施設に連行された。どうやらこの辺りは竹が名産のようで、竹の繊維を使ったフキンやスカーフの実演販売を見せられる。一瞬ヤバいやつかなと思ったが、特に買わなくても問題のない雰囲気だったのでそそくさと退散。途中の販売コーナーでは、明らかにパチモンなドラえもんミッキーマウスのぬいぐるみが売られており、同行の日本人の方ともども「これぞ東南アジアだよね」とテンションが上がる。日本人ほどパチモンが好きな人種はいないのである。

f:id:ok8823:20191226180122j:image

モーター付き木造船に乗り込みメコン川をクルーズ。特に安全上の注意アナウンスなどなく、きちんと接岸しない状況で乗り降りしなければならなかったりと安全面大丈夫なのかな、まあ東南アジアだしこんなものかと思っていたが、乗客全員が安全ベストを身につけた別船とすれ違った時は笑った。中洲に接岸し、手漕ぎボートに乗り換えて狭隘水路を往く。リアルジャングルクルーズ。他にも、ココナッツキャンディ工場を見学したり、馬車に乗ったり、ワニを見たり、ハンモックで寛いだり。ツアーの締めは1849年建立の由緒ある仏教寺院であるヴィンチャン寺。なんと巨大仏が。何を隠そう巨大仏フェチにちかごろ改宗したに身なので、今日一番のテンションでツアーを締めることができた。

 

f:id:ok8823:20191226180309j:image

f:id:ok8823:20191226180252j:image

さて、夜は同じ日本人宿に宿泊するおじさま方の風俗談義を傾聴。長期滞在者が多く、ホーチミンナイトライフ事情への精通具合には恐れ入る。こういう話はただただ聞いている分にはとても面白いのだが、たまにいる「若いうちはこういう経験もしないしないと勿体ない」おじさんがとても苦手である。手前の価値観を押し付けるなボケ。失礼。明日に備えて寝ます。