ここしばらく

4/17(金)

在宅勤務に嫌気がさしたので有給。免許期限が迫っていたため石神井までチャリを飛ばして延長手続き。途中で通りかかった石神井公園がとてもいい感じだったので落ち着いたらまた来たい。坂道を思いきり下る時、全身に受ける春の風がなんだか寂しくて嫌になる。

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4/22(水)

話題の『三体』に遅ればせながら取り掛かったが最高だ。ハリーポッター以来の興奮といって伝わるだろうか。このスケール感はやみつきになる。

三体

三体

  • 作者:劉 慈欣
  • 発売日: 2019/07/04
  • メディア: ハードカバー
 

 

 

4/24(金)

『三体』ついに読み終わった。感動ものですね。6月に二作目が出る。しかも上下巻だ。骨太。想像力を掻き立てる面白い本をもっと読みたいという衝動から岩波文庫版『千一夜物語』全巻セットをAmazonでポチってしまいました。10万円もらえるし。

千一夜物語 13冊セット (岩波文庫)

千一夜物語 13冊セット (岩波文庫)

  • 発売日: 2004/07/10
  • メディア: 単行本
 

 

4/25(土)

『三体』の興奮が覚めやまない。あの感じを拡張させるために、森見登美彦『熱帯』を手に取る。分厚いので一度読んだきりになっていたが、熱中してしまい1日で読み終えた。幻の小説「熱帯」を巡る物語は、舞台を東京、洛内、満洲、物語内部と縦横無尽に駆け回り、摩訶不思議な出来事の連続が想像力を刺激する。このスケールのデカさが最高なのである。途中、息抜きに善福寺公園までサイクリングしてきた。緑が綺麗だ。別の世界の自分はこんな日にはどこに出かけていただろうか。

熱帯

熱帯

 

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4/26(日)

今日も天気が良い。昼飯前に散歩に出かけようと思いドアを開けた瞬間、空気が昨日までとはがらりと変わったことに気がついた。あたたかさとちょっとのしめっけ。なんだか夏の匂いが漂う。寒さに翻弄された4月も終わろうとしている。昼頃、待ちに待った『千一夜物語』全が届く。興奮。一つ残念なのはカバーが付いていなかったこと。安いので仕方ないが。13巻もあるので一気読みなんてする気はなく毎晩ちびちび読み進めようと思う。昼食後にはNetflixで『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』を鑑賞。一度スクリーンで見ているが、やはり美しい映画である。光の使い方が素晴らしい。自分も海の近くの学校に通っていればもっと麗しい青春を送れたのかもしれない。たぶん無理だが。視覚だけでなく、女子高生に「青空」「世界の終わり」を歌わせる演出も憎い。