明日も書けるかな

11/27

久しぶりに筆を取った要因は先日足を運んだ文学フリマにある。仰山の暇人たちが何の役にも立ちやしない文学なんてものに熱を上げている様子に感動して以来、何かを書こうという衝動に駆られている。そこに来て、昨日とある友人となんとなしにLINEをしていたら、何故だか急に熱くなった自分。「夢は芥川賞」「音楽の才能があれば作詞家になりたかった」などと数々の青臭い言葉を吐き散らかして黒歴史が確定した。そういった経緯(?)もあり、とにかく日常で起こった何かを忘れないように書きつられていこうと思いブログを再び開いてみた次第で御座います。

 

再開するにあたって過去の記事を漁っていたら、南米を彷徨っていた際に書き連ねた旅行記が迸る若さにやられてしまった。我ながら、いい文章ではないでしょうか。粗ばかりではあるが、今の自分からは想像のできないエネルギーがこの頃はあったな。森見登美彦椎名誠の文体に影響されまくっているのが丸わかりなのも、それがまたいいのである。昔の自分がそのまま突っ走ったら今頃どうなっていたのかな。

 

さて、村田沙耶香『ギンイロノウタ』を読み終えた。主人公が狂気を抱えながら冷めた常識的視点も持ち合わせているところがとても良いのである。彼女の作品はあまり多く読んできた訳ではないのでこれから手を広げて行こうと思う。おすすめはなんでしょうか。

ギンイロノウタ (新潮文庫)

ギンイロノウタ (新潮文庫)

 

 

それにしても寒い。冷え性な自分は毎年ヒートテックの股引がなければ冬を越せない性分であるのだが、今年は一本を残して実家に置いてきてしまったことに気がついた。一週間くらい同じものを着ているのであるが臭いとかするものなのだろうか。あまり人には聞きたくない。

 

と、まあこんな感じの緩さで続けられればいいなと思います。それでは。