青の青さ

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空が青い。それだけでこの季節が好きになる。肌を刺す冷たい風も、朝の二度寝も、全部が青空に落ちていく。charaYEN TOWN BANDで歌った「この空の青の青さに心細くなる」という詩が心の裏まで染み渡る。今は、そんな季節だ。

 

今日一日で色々あって、時の流れに逆らえないことがずしりと心にのしかかってきた。ずっと同じ場所に居続けたいと思う心は不純なのか。「ここが一番安全です」と言って欲しいだけなのに、自分ひとりを残して世界は進んで行く気がする。文字の世界に身を投じれば、今の自分、今の世界はとこしえに生きられるのだろうか。

帰り道に見上げた黒に散らばれた光の屑はとても美しかった。今日の星は綺麗だ。明日はどうだろうか。重い一日の終わり。本当はとても楽しいことがあったのだけれど、終わってしまうと寂しさだけが沈殿しやがる。寝よ。